田舎暮らし百科

京都府南丹(なんたん)市で田舎暮らしを楽しんでいます。
家庭菜園ネタ、手作りネタを中心に田舎暮らしのつれづれを書いています。

2019年04月

我が家の庭。忙しくてなかなか手入れできずにいたら・・・
庭8
タンポポ巨大化。

庭3
ヨモギ大繁殖。

せっかく野草料理を習いに行ってきたので、ヨモギと油揚げの煮物を作りました。

京都風に言うたら、『ヨモギとお揚げさんの炊いたん』やで~。

*   *   *

①まず、ヨモギのアク抜き。

沸騰したお湯に塩一つかみ。
そこにヨモギ投入。
ヨモギがクッタリしたら、取り出して水にさらします。

②①を食べやすいように刻んでおいておきます。
(ヨモギは繊維質なので割と細かく刻んだ方が食べやすいと思います)


③油揚げは油抜きをし、短冊切りに。

④刻んだヨモギをから煎りして少し水分を飛ばしてから、ラー油と醤油、だし汁を加えます。

⑤④に油揚げも加えて煮ます。

ヨモギ
できあがり。

だし汁のしゅんだお揚げさんとヨモギの風味がおいしい一品ですよ~。

ちなみに、今回作ったのは野草料理教室で教わったものの簡易版。
もっと詳しく知りたいという方は、facebookページ 野草料理を伝える会ー京都までどうぞ。
私が教わっている教室の情報(講師ニシモトホウさん)が載っていますよ~

ぽかぽか陽気が続きますね^^
最近毎日お外に出たくなります♪

さてさて。
小さい子どもを育てていると、虐待防止のパンフレットをよくもらいます。

児童虐待は、今深刻な社会問題になっていますね。

我が家も他人事ではありません。

我が家にはイヤイヤ期まっただ中の息子がおり、かわいいとイライラの狭間で毎日悶絶しております。

昨日なんか、息子は大好きなバナナが欲しいのに「ミカンしかない」と言われてかんしゃくを起こし、目の前のお皿を机から払い飛ばしました。

怒りに火をつけられたワタクシ。

「太郎!!!(仮 息子の名前)」と声を荒げて、思わず近くの机をバンバンっと叩いてしまいました。

すると、なんということでしょう。

「かーちゃん!!!」と即座に返され、
目の前の机を同じようにバンバンバンッと叩き返してきました。

こ、こやつ・・・まだ言葉もろくに話せないくせに、その強気な態度で対抗してくるとはどいうことー!?

思わず笑ってしまいましたが、まぁ、こんなことばっかりです。

子どもに怒っては、怒るよりも教えてあげないといけないのに・・・もっと伸び伸び育ててあげたいのに・・・ニコニコ笑ってあげたいのに・・・と反省するという繰り返しです。

虐待を少しでも減らしていくために、どうしたらいいでしょうね。

虐待を批判するのは簡単ですが、批判したところで虐待はなくなりません。

批判よりも大切なのは、理解ではないかなと思います。

たとえば。
今日みたいな穏やかな洗濯日和。
夫(妻)ともラブラブで、近所の人も親切で、毎日が充実している。
「あ~幸せだなぁ。気分もとってもいいし・・・よし!今日は子どもを大声で叱りつけて、殴ってやるぞ~♡」
なんてことは、絶対にありませんよね。

自分も満たされてない。周りの人も助けてくれない。
イライラするけど、発散もできない。
ストレスでいっぱいいっぱい。

そういう状態で、虐待は起こってしまいます。

だから。

周りの人も、「今、このお母さんは余裕がないんだ」と理解してあげることが必要なのではないでしょうか。

「そんな風にしたら、子どもがかわいそうだよ」という批判ではなく、「子育てがんばってるね」という労いであったり、困っていそうだったら何か少しでもお手伝いしてあげる。
私はいつも、近くのスーパーの自動車誘導のおじちゃんが、そこを通る一瞬だけ子どもをあやしてくれるのに癒やされていました(笑)

そして子育てしているご本人も、イライラが制御できなくなっているなと思ったら、休めるようなら休んでください(しっかり睡眠を取るだけでも違います)。
小さいお子さんがいらっしゃると、ちょっと休むことすら難しいかもしれませんが、自分が暴走する前に、周りにSOSを出してくださいね。


児童虐待の相談窓口としては、
厚生労働省 児童相談所全国共通ダイヤル
がありますよ。

電話番号 189

でつながります。
匿名で相談ができますから、本名やどこに住んでいるかなどを言う必要はありません。

虐待してしまうという保護者の方も、虐待ではないかと心配している方も、こちらで相談することができます。

詳しくは、→こちら

私の方でも、カウンセリングをお受けしたいと思っております。
ただいまカウンセリングを提供できるように環境整備中ですので、しばしお待ちくださいね。

先日いただいたパンフレットに載っていましたが、
体罰や暴言は、子どもの脳に深刻なダメージを与えるそうです。
→愛の鞭ゼロ作戦

暴力を受けて頭を打ったからとかではなく、その辛い体験が脳の一部を変形させたり、容積が減ってしまうそうです。

もちろん心へのダメージは計り知れないものがありますね。

子どもの心も、お母さん(お父さん)の心も、大事にしてあげてね~^^

近くの朝市にも野草が並ぶようになり(→前回参照)俄然、野草に興味を持ちだした私。

近くで野草料理を教えていらっしゃる方がおり、野草料理教室にも参加してきました!

カラスノエンドウ、よもぎ、たんぽぽ、ノビル、つくし、ヤブカンゾウと、盛りだくさんのお料理になりましたよ

野草料理教室4

野草を料理!?
おいしいの!?
と思われるかもしれませんが、案外イケます。
今の時期の野草は、若い葉っぱが柔らかくてクセもなく、なかなかおいしかったです。

しかも栄養価の高い野草も多く、健康食というのも魅力ですね。

都会に住んでいるときは、つくしなんてまずお目にかかることはありませんでしたが、田舎に行けば、田んぼのあぜ道や河原の土手、なんならそのへんの道ばたにもたくさん野草は生えています。

田舎暮らしの楽しみとして、野草料理を取り入れていくのもいいですね^^

ただし!
野草料理に挑戦するときには、少しですが注意点がありますよ。
下記の注意点をよく守って、おいしく健康に野草料理を楽しみましょうね~

1.田んぼや畑などで野草を摘むときは、必ず土地の所有者の了解を得て、摘んでくださいね。

作業をされている農家さんに一声かけていただくと、たいがい快くOKしてくださいますよ
田んぼなどで摘むときは、除草剤を撒いた直後の時などもありますから、そちらも確認されるとよいと思います。

2.草むらなどは毒蛇や毒虫がいることもあります。
長そで長ズボンの着用をおすすめします。

3.食べられる野草の中には、毒を持つ野草と似たものもあります。
きちんとした知識を身につけるか、よく知った人と摘みに行きましょう。

4.野草は必ずアク抜きして食べましょう。


野草の生命力の強さの裏返しと言ってもいいかもしれません。結構強いアクがあります。
そのまま食べたら、痛い目にあいますよ

というのも、まさに今回食べたカラスノエンドウ・・・

もう何年も前の話ですが、私はほとんど野草の知識のないまま、
カラスノエンドウって食べられるんだってー。
すごーい、お味噌汁に入れちゃえ~
という、まさに勢いで友人たちと味噌汁にそのまま入れて、旅先でトイレにこもる羽目になりました。

野草は必ずアク抜きしてくださいね!

アク抜きの基本は、
沸騰したお湯に塩をひとつかみ入れ、そこに野草をさっと通した後、水にさらすだけ。
野草料理教室7

個別のレシピで多少の違いはありますが、全然難しくないでしょ~。
また機会があれば、個別のレシピもアップしたいと思います♪

さらに野草料理について詳しく知りたい方は、facebookページ 野草料理を伝える会ー京都までどうぞ。
私が教わっている教室の情報(講師ニシモトホウさん)が載っていますよ~☆


そうそう、最後に
5.野草には排毒効果があるそうです。
一度にたくさん食べたりするとまれに下痢になったり
、皮膚が痒くなったりすることもあるようですが、体の老廃物やいらないものを排出しているからとのこと。
慌てず様子を見てくださいね。
*下痢が続いたり異常な痛みがある場合はすぐにお医者様に診てもらってくださいね!

近くで開催される月2回の朝市で、ノビルを買ってきました。

ノビルのパスタ5

春の野草です。

野草が売っている朝市というのも、田舎ならでは。
いろんな野菜が出品されるので、毎回何が出るか楽しみにしてるんです♪

買ってきたノビルは、菜花とベーコンを加えてパスタにしました。

有川浩さんの小説『植物図鑑』にも出てきたノビルのパスタ。
前から気になっていたのです。
あちらはノビルとセイヨウカラシナだけど、菜花も辛みがあるのでいい感じになるのではないかな。

まず、パスタを茹でます。

そして茹でている間に、フライパンに少量の油をひいてベーコンを炒め、ノビルの球根を炒めてから、葉っぱを加えて、最後に菜花をさっと炒めます。
ノビルのパスタ4
緑が鮮やか~!

ソースとしては、パスタの茹で汁をフライパンの方にお玉1杯程入れて、塩こしょうして完成。
薄味なので、少しコンソメなどを入れてもいいかも。

我が家は、ワインと一緒にいただきました♡
ノビルのパスタ1

ノビルは和製エシャロットと表現されることも多く、確かに似ているように思います。
エシャロットに比べると少しまろやか、癖も強くありません。
球根がシャキシャキしていておいしい!

ノビルには、鉄分、β-カロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンK、カリウム、カルシウム、葉酸などなど、たくさんの栄養が含まれているそうで、様々な効能が期待できるようですよ^^

今の時期には、田舎に行けば土手や道ばたにもよく見られ、手軽に採取できますが、似た植物の中には有毒のものもあり、十分に注意してお料理に使ってくださいね。
そしてもちろん、人の土地に入るときには了解を得てくださいね♡

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